今回は、
成長企業が集まるナスダック100指数に連動する米国ETFの「QQQ」
について詳しく解説していきます。
QQQは、
マイクロソフトやアップルといった、
世界を代表するテクノロジー企業を中心に、
安定した収益力を持つ企業に幅広く投資できる点が魅力です。
安定的な成長と、魅力的な配当を両立させたい方にとって、
QQQは最適な選択肢と言えるでしょう。
QQQの2014年1月~2024年1月までのトータルリターンは403.9%です。

この記事を読むことで次のことが分かります。
・QQQとはどんなETFなのか
・QQQの魅力について
・なぜQQQは長期投資に向いているのか
QQQの概要
QQQの正式名称は、インベスコQQQトラスト・シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)です。
QQQの概要は下記のとおりです。
- 設定年は1999年3月10日
- NASADAQに上場している時価総額が最大規模の金融企業を除く上位100社で構成されている
- 時価総額加重平均方式(時価総額の大きい企業の値動きに左右されやすい特徴があります。)
- 純資産額は約2,851億ドル(2024年9月3日時点)
- 経費率は0.20%(参考までに同じバンガードのVOOの経費率は0.03%、VYMは0.06%です)VOOやVIGに比べると少し高いですが、それでもトータルリターンから見れば許容範囲の経費率ではないでしょうか。
- 直近の分配金(配当金)利回りは0.64%(2024年9月時点)
QQQはどちらかと言うと、分配金を貰うのではなく、株価上昇に伴うリターンを狙っていくETFになりますので、あまり分配金は気にしなくても良いかもしれません。
(参考までに2024年9月時点の同じバンガードのVOOの配当利回りは1.38%、VIGは1.84%です)
- リバランス(銘柄入れ替え)は原則年1回(12月)
ちなみにQQQはの運用会社インベスコとは、
インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメント・エルエルシーという名の会社で、
バンガードのように上場投資信託(ETF)を取り扱っている資産運用会社です。
ちなみにNASADAQ総合指数に上場している銘柄は3,000以上になるので、
時価総額の上位100社(金融を除く)は選び抜かれた銘柄になりますね。
組み入れ銘柄について
QQQの組み入れ銘柄数は101銘柄です。(2024年9月13日時点)
構成銘柄の上位5銘柄は、アップル(AAPL)が8.93%と最も高く、
続いてマイクロソフト(MSFT)8.38%、エヌビディア(NVID)7.67%、ブロードコム(AVGO)5.25%、
アマゾン(AMZN)5.08%と、情報技術セクターと一般消費財セクターの銘柄が上位を占めています。
トップ10は、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、エヌビディア(NVDA)、
ブロードコム(AVGO)の情報技術、メタ(META)やアルファベット(GOOGL・GOOG)の
コミュニケーション、アマゾン(AMZN)やテスラ(TSLA)の一般消費財、
コストコ・ホールセール(COST)の生活必需品セクターに分かれています。
トップ10の銘柄(GOOGLとGOOGは分けて算出)で全体の50.5%を占めています。
| 銘柄名 | 銘柄コード (ティッカーシンボル) | 割合 | |
| 1 | アップル | AAPL | 9.16% |
| 2 | マイクロソフト | MSFT | 8.09% |
| 3 | エヌビディア | NVDA | 7.66% |
| 4 | ブロードコム | AVGO | 5.09% |
| 5 | アマゾン | AMZN | 4.85% |
| 6 | メタプラットフォーム | META | 4.74% |
| 7 | テスラ | TSLA | 2.70% |
| 8 | コストコ・ホールセール | COST | 2.67% |
| 銘柄名 | 銘柄コード (ティッカーシンボル) | 割合 | |
| 1 | アップル | AAPL | 12.59% |
| 2 | マイクロソフト | MSFT | 10.43% |
| 3 | アマゾン | AMZN | 6.58% |
| 4 | メタプラットフォーム | META | 4.82% |
| 5 | テスラ | TSLA | 3.83% |
| 6 | アルファベット | GOOG | 3.82% |
| 7 | エヌビディア | NVDA | 3.62% |
| 8 | アルファベット | GOOGL | 3.61% |
ちなみにアルファベットは2014年にクラスC株のGOOGと、クラスA株式のGOOGLに分割したため、上場している銘柄が2種類あります。
2銘柄の違いは、クラスC株のGOOG株には議決権がなく、クラスA株のGOOGL株には議決権があります。GOOGL株が一般的にGOOG株よりも少し株価が高い理由になっている。
セクター比率について
QQQのセクター比率は下記のとおりです。(2024年9月13日時点)
「セクター比率を見ると、情報技術(Information Technology)が50.38%と圧倒的な割合を占め、
コミュニケーションサービス(Communication Services)、
一般消費材(Consumer Discretionary)がこれに続きます。
この3セクターだけで全体の78.79%を占めており、
QQQが「ハイテク銘柄」と呼ばれる所以がよくわかります。
2022年1月時点で、QQQに組み込まれていなかった素材、金融、エネルギー、不動産といったセクターも、
ごくわずかな割合ではありますが、2024年9月時点では組み込まれています。
具体的には、素材 (Materials)1.52%(1銘柄)、金融 (Financials)0.50%(1銘柄)、
エネルギー (Energy)0.43%(2銘柄)、不動産 (Real Estate)0.22%(1銘柄)を占めています。
| 銘柄名 | 割合 | |
| 1 | 情報技術 (Information Technology) | 50.38% |
| 2 | コミュニケーション (Communication Services) | 15.45% |
| 3 | 一般消費材 (Consumer Discretionary) | 12.96% |
| 4 | 生活必需品 (Consumer Staples) | 6.43% |
| 5 | ヘルスケア (Health Care) | 6.32% |
| 6 | 資本財 (Industrials) | 4.49% |
| 7 | 素材 (Materials) | 1.52% |
| 8 | 公益事業 (Utilities) | 1.30% |
| 9 | 金融 (Financials) | 0.50% |
| 10 | エネルギー(Energy) | 0.43% |
| 11 | 不動産 (Real Estate) | 0.22% |
| 銘柄名 | 割合 | |
| 1 | 情報技術 (Information Technology) | 50.86% |
| 2 | コミュニケーション (Communication Services) | 18.64% |
| 3 | 一般消費材 (Consumer Discretionary) | 15.40% |
| 4 | 生活必需品 (Consumer Staples) | 5.50% |
| 5 | ヘルスケア (Health Care) | 5.47% |
| 6 | 資本財 (Industrials) | 3.10% |
| 7 | 公益事業 (Utilities) | 1.04% |

先日ご紹介したVIGでは、資本財、一般消費財、ヘルスケアが
セクター比率の上位3つを占めていましたが、
QQQでは、一般消費財が12.96%と比較的高い割合を占める一方で、
資本財とヘルスケアの比率は10%を下回っています。
さらに、金融セクターについても、
VIGと比較してQQQでは約0.5%低い割合となっています。
このように、両ETFのセクター構成に大きな違いが見られることから、
VIGとQQQを併せて保有することで、ポートフォリオの多様化を図り、
リスク分散効果が期待できるかもしれません。」
QQQの強さについて
QQQは、設定年の1999年3月10日の始値44.34から
2021年11月22日の直近高値408.66まで右肩上がりの上昇を続けており、
約900%上昇してます。
特に2020年3月のコロナ下落の安値164.93から
2021年11月の高値408.66までは約2.5倍の急上昇を遂げています。

しかし注目すべきは、設定後の2000年3月に付けた高値120.00を超えたのが、
2016年12月の高値121.11なので、約16年間QQQは高値を超えられず値動きが横ばいということでした。
今のQQQでは考えられない値動きですね。
今の右肩上がりの上昇を見ている方は、
果たして15年間横ばいでもホールドし続けることができる人はどれくらいいるでしょうか。

QQQのセクター比率を見ると、構成銘柄トップのアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)が
含まれている情報技術 (Information Technology)やメタ(META)、
アルファベット(GOOGL・GOOG)が含まれているコミュニケーション (Communication Services)の
セクター割合が多いので、今後もハイテク銘柄の成長が続く限り、
QQQも右肩上がりに上昇し続けることが予想されます。
QQQとVOOの比較について
QQQとVOOのトータルリターンを比較してみました。
VOOのトータルリターンも素晴らしいですが、
それ以上にQQQのトータルリターンが優れています。
2011年1月~2022年3月のまでの11年間の分配金(配当金)を含めた
QQQとVOOのトータルリターンの比較です。
やはりQQQのトータルリターンは素晴らしいですね。

米国ETF・米国株をもっと深く分析したい人におすすめの証券会社
米国ETF(VIG)を買うなら moomoo証券という選択肢もおすすめ
QQQのような成長企業が集まるナスダック100指数に連動する米国ETFに長期投資をする上で、
「どの証券会社を使うか」もパフォーマンスに影響する重要なポイントです。
最近、米国株投資家の間で注目を集めているのが
moomoo証券です。
moomoo証券とは
moomoo証券は、
米国株・米国ETFの分析に特化した高機能ツールを無料で使える証券会社です。
特に、
- 米国株・ETFの詳細な財務データ
- 配当金・増配履歴のビジュアル表示
- 機関投資家の動向が分かるプロ向け分析ツール
といった点が評価され、
長期投資との相性が非常に良いのが特徴です。
QQQのようなETF投資とmoomoo証券の相性が良い理由
QQQは「成長企業が集まるナスダック100指数」で構成されたETFです。
そのため、投資判断では以下の情報が重要になります。
- 各構成銘柄
- セクター別の構成比率の変化
- 過去の暴落局面での値動き
moomoo証券では、
こうした情報を1つの画面で直感的に確認できるため、
- QQQの中身を深く理解したい
- 将来、個別の米国増配株にも挑戦したい
- データを見ながら納得して長期投資をしたい
という方に特に向いています。
moomoo証券のメリットまとめ
- 米国株・米国ETFの分析ツールが完全無料
- 配当金・増配履歴がグラフで分かりやすい
- 機関投資家レベルの情報を初心者でも確認できる
- スマホアプリが使いやすく、スキマ時間でも分析可能
- 米国株投資の情報収集用口座としても優秀
すでに
楽天証券やSBI証券で取引している方でも、
「分析専用口座」として併用する価値がある証券会社です。
これから米国株・米国ETF投資を始める方へ
VIGのような安定した米国ETFに長期投資するなら、
- SBI証券・楽天証券 → 実際の売買用
- moomoo証券 → 情報収集・分析用
という使い分けも非常におすすめです。
👉 米国株投資の分析力を高めたい方はこちら
moomoo証券【WEB】
成長株投資を重視するならQQQという選択
いかがでしたでしょうか。
QQQは、わたしもポートフォリオに入れているETFの1つです。
QQQは、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどのMAMAAをはじめ、
エヌビディアやテスラといった成長性の高い企業を多数含むETFです。
これらの企業が牽引するAI、半導体、電気自動車といった分野は、
今後も高い成長が期待されており、QQQへの投資は、
将来の技術革新に参画する絶好の機会と言えるでしょう。

